お前ADHDネタ多いな
書くの面倒くさい経緯で「ADHDじゃね?」という疑惑が持ち上がった時の事。
先に言っとくけどこれを理由に生活全般に甘えを許すことはしないと誓っています。迷惑をかけないための方法と己の適所は模索中です。
人間は大体3歳くらいから記憶が残るらしい。一番強烈なのがあまりにも片づけられないので、ブチ切れた親がセーラームーンの魔法のスティックを打撃でへし折った事だ。
超泣いた。魔法に対する物理攻撃。大事にしてたのにもう変身できない。
幼稚園に入園。お弁当を洗いに出せない、外遊びをブッチして工作をしている。他人の親に手紙を出したり、ピラニアの生態についてめちゃくちゃ語ったりする。友達と素っ裸で走り回って大人のが見せる本気の目で怒られる。
この辺で怪しまれてもおかしくないもんだが、世代となまじ賢い子供だっただけに変な子で済まされていた。
小学校入学。応援団長とか主役に立候補してた。プリントがランドセルの底で蛇腹に折れ曲がり、超集中してもプリントの端と端がぴったり重なることはなかった。勉強机で宿題できない。
中学校入学。バスケ部、ツーブロックにして怒られて坊主でした。テスト勉強しなさすぎて皿で殴られた。勉強机で宿題できない。
高校入学。バスケ部キャプテン、学級委員。数学の補習から走って逃げる。机と鞄に入りきらなかった教科書を床に積んでたら怒られたので、ロッカーは自分のところと空いてるところを勝手に使っていた。勉強机で勉強できない。
浪人時代。特になし。過去問の掲出文が余りにも美しくて泣く。家の机で勉強できない。
大学時代。成績の差が激しい。対人職の才能がありすぎて塾講師を4年続ける。卒論は締切15分前に提出。勉強机で勉強できない。
※後日妹のTwitterアカウントを発見してしまい「姉、居間で卒論やるのやめてほしい。爆汚い」とのツイートを見つける。
長えな。
医者:「もう正直言って検査いらないと思うんですが、一応家に通信簿が残っていたら持ってきていただけませんか?」
母:「承知! 全部取ってあります!」
(後日)
医者:「やっぱりADHDです」
母・私:「やっぱりか〜」
テストしないんですか? って聞いたところ
「知能は問題なさそうだし、そこまで重篤じゃないから薬は足したくないし、通信簿見たら凹凸が大体わかったので大丈夫です。テスト高額ですし。それよりアホじゃなさそうなんで、まずは行動を見直して認知してください」と言われてぐうの音も出なかった。
ていうか幼稚園〜大学までの成績表とっておいてる母すごい。大学の成績表は「親宛て」に郵送されてくるから破棄しなかったとのこと。「いやー、知らなかったといえちょっと叱りすぎだったんだね、すまん!」
生みの親、全然へこんでいない。
私もスッキリしたので親子揃って晴れ晴れとした気持ちでケーキ買って食べた。祝い事かよ。
自分でいい感じに暮らせるように工夫する事、金遣いに気をつける事を言いつけられてはいる。
ちょうど数年前の今頃? 発覚したので思い出して書きました。
ちなみに持ち帰りの仕事を後回しにしてこれを書いています。アーッ。
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余談だけど、最近よく見る「大人の発達障害のライフハック」は発達に問題があろうとなかろうと結構役に立つよ。
ちなみにストレス溜まるとそれなりにそれなりな感じになるので、音や光を遮断することもある。(高校時代、たまに授業中頭からタオル被ってたのこれなんじゃないかな)
とにかく頭の中をしっちゃかめっちゃかにしてるノイズを音楽で追いやって埋める感じ。
PCの画面めちゃ暗くしてブルーライトカットメガネかけることもある。
あとあわあわの原因の言語化。
みんなにも起こりうるし、既にやってると思うけど、落ち着くからおすすめ。
すべての受験を居間のこたつで乗り切ってきた私からは以上です。