変わり玉記録帳

日記・文章を載せる場所。個人文章道場も兼ねる。脳みそ断片保管庫宇宙本部。

キューピーコーワゴールド

が、覿面に効く年齢になってしまった。

 

高校生の頃、大盛り上がりで体育祭をやり遂げた翌日、人生最大の倦怠感を感じて飲んでみたら下痢をしたというのに、副作用など微塵もなくあっという間に元気になった。

 

土日に後輩の結婚式へ岡山まで行き、ド感傷に浸りつつガバガバ飲んでいたらあっという間に終電を逃し、近くのビジホを探してもどこも満室。

 

野宿、もしくは快活クラブ行きを余儀なくされるも、運良く新大阪の知り合いに拾ってもらい一泊。おもてなしに関してかなり控えめなタチな私が、10時間他人の家で爆睡をかましても足りない睡眠時間に浮腫んだ体。

 

午後から雨だし在宅で仕事かなー、いや今日その手段を取るとサボっていると思われかねない、と気合を入れるために握りしめたはキューピーコーワゴールド。

 

プラセボの助けもありサクッと出勤したら誰も出勤してこない。今日という日に限って誰も出勤してこない。私の気合いを見ろ。出勤アピールをするために、あえて遅い時間にボスになんてことのない連絡を入れてやった。

 

しかし本当に効いているのか、浅ましいことを考えるくらいこんな時間になってもバッチリ覚醒している。数時間のカラオケなら全然こなせる。

もし常識というものを吹っ飛ばしてもいいのなら誰かを呼びつけて飲みに行きたいくらいの気分だ。


来月大台に乗る時期を迎えて、体力の衰えを実感し、自信をなくしていたけれどキューピーコーワゴールドさえあれば、そんな不安から目を背けることができると知った。