変わり玉記録帳

日記・文章を載せる場所。個人文章道場も兼ねる。脳みそ断片保管庫宇宙本部。

失恋を記録していく①

はじめての失恋を経験し、最初1週間弱は悲しくてうじうじ泣いていたものの、途中で友達と会ってからは、だらだらしたり漫画を読んだりして2週間目は割と穏やかに過ごしている。

 

むしろメンタルより身体がやばい。

 


なにせはじめてのことなので「自分のいつものパターン」が分からない。

 


1ヶ月もすれば男遊びをしたくなるのか、それともしばらくは遊ぶことさえ滅多にしなくなるのか。

 


穏やかとはいったが、昨年度末にいろいろ用事を詰め込みすぎて心より身体がダウンしてしまった。

 


失恋も少なからず……影響したのかなあ。「生活の大きな変化」「身体にストレスを与えるもの」には変わりないので。

 


誰が読んでも楽しくないこれらは私のための記録だ。文字のアルバム。

 


いつか振り返るときには細かい記録があったほうが楽しい。

 


それに単なる記録以外にも考えていることや無意識の振る舞いが色濃く残るのも文章の性質だと思う。

 


「淡々と書いているつもりでも、そういう態度でなければいてもたってもいられなかったんだろうな」とか。

 


ケンカ別れではないので、うわぁ~~連絡してえ~~、私のことを気持ち悪がってると思って避けてた最寄りファミマのお兄さんが、いつも小汚い格好で来てるのにくじ引きのアタリ券をそのまんまくれて、まんまと「あの人いい人だった」とチョロさを発揮した話とかしてえ~~、と思うこともする。

 


けれど全然重要じゃないし、そんなことでまた受け入れられたくないなと思うクソわがままな自分もいる。

 


かといって、不幸なニュースをお届けしても、相手を困らせてしまう。

 


私含め、みんなが別れた相手にもう一度連絡を取るのは、一体どういう状況に置かれたときなんだろう。

 


復縁の提案、結婚の報告、友達としていられたのであれば飲みに行く誘い、(職場等同じなら)歓送迎会の連絡、破れかぶれになっているとき、性欲が爆発したとき、なにかがきっかけでマイナスの感情が決壊したのに頼る先が見つけられず過去優しくしてくれた人に縋るとき。単純に以前その人に費やした時間がぽっかり空き退屈になったとき。

 


こんなところ?  なのか?

 


私が連絡を入れるとしたら、就職関連がうまくいかず、自身も価値も見失ったときだろうなとなんとなく思う。

お願い私の価値を見出して。

 


実際にコンプレックス贅沢盛りの私にとって、「男性の目に私は遠ざけるべき化け物として映っているに違いない」という思い込みを少し和らげてくれた相手であることは確かだ。つい最近までそばに置いてもらっていた実績もあるし。

 


でもそれは友人に「申し訳ないがお時間とお力頂戴致す!」と宣言して聞いてもらうこともできる。

 


こうして書いて発散することもできる。

 


しかも冷静に考えれば、私が仕事を長続きさせられなくて別れたんだった。

 


寂しさばかりは自力で超えていかねばならないものだと思っているので、漫画や友達の結婚式、赤ちゃんの写真を見て乗り切っている。

 


よく練られた設定と友人の幸せコンテンツがなかったらいまごろどうなっていたか。

放置してたインスタ稼働させてよかった~~、と本気で思っている。

 


友人の面影をところどころに感じる赤ちゃんは見ていて飽きないし、花嫁姿なんかもう泣いてしまう。

 


年齢も年齢だし、そこそこの数の結婚式・披露宴に参列してきた。

花嫁さんが見せるその日だけの表情があると私は思っている。

 


結婚したことのない人間の夢・綺麗事と言われればそれまでだが、寄り添い合う愛情の通過点としての結婚式。

いままでお疲れ様、おめでとうと労いたくもあり、明日以降もどうかこの2人に平穏を、と願わずにいられなくなるその表情に泣いてしまうのだ。

 


ありきたりな言葉だけれど、幸せと穏やかさに包まれている人の顔は私まで優しい気分にさせてくれる。

 


話が逸れまくったがとにかくSNS時代に私の心は救われている。

 


己の発信が心の膿を出し、その上に塗られる軟膏薬としての周りの発信。

 


ピアスホールに軟膏塗らなくちゃ。

 


2週間目の記録、以上。