本当に考えて仕事してる?
バリバリの上昇志向を持って、先輩を追い越さんばかりの勢いと熱意で仕事をするのだと思っていた。
現実は違った。
ミスをするのは、悔しいけど百歩譲ってよしとする。初めてのことだから。
でも、同じ失敗を何度もやる。
教わったことをすぐに忘れる。
自覚のない悪いところを叱られる。
そして、何をやっても手応えがない。
会社での私はこんな感じだ。かっこ悪い。みっともない。
事情があって休みがちでもあるため、評価は最悪である。
雇っちゃったから置いておくしかない、そんなところだと思う。
こういう訳で、私の毎日は荒みこそすれ無味乾燥なのだ。
心に潤いもなければ炎もない。
これらは自分で見つけて心を世話してやらなきゃならないのだと思っているけど、火種も水脈も仕事の中に見出せない。
趣味のために仕事をする人がいるけど、君は仕事のために仕事をした方が、つまり、自分のために仕事を利用して充足感を得るべきだ、と言われた。
本当はそうしたい。そうなりたい。
いや、わがまま言わない、最低限のことをまずはこなしたい。
生きるためには働かなければならない。明日買いに行く食材だって、昨年末働いたから買えるのである。
働く人になりたい。働ける人になりたい。