変わり玉記録帳

日記・文章を載せる場所。個人文章道場も兼ねる。脳みそ断片保管庫宇宙本部。

最弱激貧根暗フリーランスライター爆誕

前の会社を辞めてから、つなぎでバイト①をはじめ、ポツポツ就職活動をするも鳴かず飛ばず

そのうちに持病由来で体調をガクッと崩してバイト①をクビになる。

やっぱりどう頑張っても、正社員はもちろんバイトにも派遣社員にも引っかからない。

いまは唯一パスしたライティング系バイト(バイト②)と日雇い派遣で食いつなぐことにしようと決めた。

 


そこで私は作戦も変えた。

 


「雇用されたいという考え方をやめよう」

 


つまりはフリーランスである。

さっそくフリーランスとして会社に常駐し、仕事をできる案件に応募した。

 


スキルが足りなかったのか経歴がアレだったのか、条件がマッチしなかったのか、面接には至らなかった。

 


私ができることの中で常駐案件は結構少ない。

それにまた身体が不穏な感じになってきている。

 


「もう就活は一旦休戦だ」

 


でもこのままじゃやばい。確実にお金が足りない。お金が足りなくなるということはご飯が食べられなくなるということであり、最悪死ぬ。

 


そう思って、今後を相談すべくweb周りに強いSOD時代の上司に会いに行った。

久しぶりにもかかわらず気さくにいろいろ話してくれた。

 


しかし

 


「あー、じゃあもう通勤を諦めよう」

 


えっ

 


えっ

 


通勤を諦めて一体どこで仕事をするんですか?  バイトですら通勤が必要だぞ……。

 


ここまで書かなかったが、最近フリーランスが仕事を受注するために利用するサイトに登録して、ライフハック記事などを書いていた。

 


「バイトは固定した収入源だから続けるとして、もうフリーター兼フリーランスとしてやっていったほうがいいよ」

 


あっ、なるほど。それなら家でできますし、具合の悪いときでも融通ききますね。

 


って怖。

 


安定のしなさエグい。

 


彼の話を半分くらい疑いながら聞いていたが、実際背中を押してほしくてアポイントメントを取った部分もある。

 


私も、私ができることの限界にだんだん気が付きはじめていた。

 


現に今日も体調が悪く予定をキャンセルしてしまった。

 


在宅でできる仕事にも手をつけられなかった。

 


私はみんなと同じ方法で働くのは無理なようだ、そう思いはじめていたのである。

 


そんなわけでフリーター(フリーランスライター)がひとり爆誕した。

 


もちろんフリーターでの収入が主なので肩書きはフリーターだ。

 


フリーランスとして最初に稼いだお金は260円。

1000文字足らずのテストライティングとはいえこれじゃまともに食っていけないな、という臭いがプンプンする。

 


まだフリーランスという肩書きを意識せず様子見でやった仕事とはいえ、正直あまりの報酬の少なさに泣いた。

 


もっともらえる仕事も進めているものの、まだお金自体は入ってはこない。

 


しかし、相談をした上司は言っていた。

サイトを利用するのもいいけど、

「ニーズのあるところに自分を売り込むことも必要だよ」

「1か月でひとつどっかから仕事をもらってみなよ、なるべくお金のあるところから」

 


話を聞きながら実はなんとなくの作戦を立てていた。

 


うちの父は個人事業主として日々働いている(ここまでにはとんでもないドロドロエピソードがあるが省く)。

そこにまず売り込みをかけよう、と。  

 


それにはその上司も賛成してくれた。ドロドロがあっても身内で肩慣らしをするのはアリ。

 


ドロドロエピソードのせいで、何があっても身内とは絶対に仕事をしない、と決めていたけど背に腹はかえられぬ。

 


早速電話をかけた。

 


私の状況、お金が足りないこと、自分で仕事を取りに行かなければならないこと、そして、父の顧客の中に私ができることを必要としている人がいないか。

 


父(の会社)は広く介護の現場に赴き、コンサルタントのようなことをしている、らしいということしか知らなかったが、とにかく喋りまくった。

 


「たとえば施設の人が更新する余裕のないブログ、それを検索上位に引っかかるように書く」

「それに利用者の声、無機質になりやすいサイトの中に生の声を入れる、データは取ってきてもらうけどそこから記事を書く」

「お父さんがある施設に対して取り組んでいることのレポートを一般向けに噛み砕いて書いても施設のため、売り上げになると思う」

 


もう必死。

 


実際コラムページがあるのかどうかなんてわからないけど、

(頑張ってはてなブログとか、ブログサイト、個人で開設できるwebサイトをいい感じに整えてリンクを貼り付けてもらうだけならそんなにお金はかからないはず)

と、見切り発車もいいところで話しまくった。

 


父は

「自身にそのあてはないが、会社の他のメンバーにそういうこと手伝ってほしいという人がいると思う」

と言って、確認を取ってくれた。

 


結果、父とその同僚の方の手伝いをすることになった。

知り合いに迫りまくった、という点では自力で仕事を取った感は薄いが、とにかくサイトを介さず仕事を見つけた。

 


こんな風に、ものすごく暗い感じで私はフリーランスライターデビューした。

 


あと心配しているのはパソコン。

めちゃくちゃ古い。

パソコンがなければ成り立たない仕事なのに、いまは買い換えてる余裕まったくないなー。

 


あー、今回は身内だからどうにかなっただけで、実績がないから仕事をもらいにいくとき、ポートフォリオを要求されても困っちゃうなー。

 


ていうか名刺って必要??  まだ要らないよね??

 

 

あっ!  この珍名のまま仕事してていいのか?  なんかそれ用の名前必要??

漢字フルネームで検索してかけると卒論題目出てきてプチ個人情報漏れするぞ。

 

 


とかとか。

 


とにかく消去法的選択の末、ものすごく暗く、装備もショボく、超前途多難な感じで、フリーター(フリーランスライター)になるよ、多分。

 


ということでした。

 


 


誰かに雇用されて、通勤して仕事をして、帰る。月に一度決まった額のお金が入る。年に1~2回ボーナスまでもらえちゃう。

 


普通に羨ましいです。

くそー、一人暮らしできるだけのお金欲しいぜ。